【お知らせ】第1弾実施 新型コロナワクチン接種会場における密状態の見える化の共同実証実験
【お知らせ】~CO2濃度の可視化による良好な換気状態の構築と維持~
横川 慎二教授(i-PERC)、田中・石垣研究室(情報学専攻)らの研究チームが開発したCO2センサーおよび可視化ボードを利用した独自の接種方式に
より、新型コロナのワクチン接種会場における密状態回避の共同実証実験を開始しました。
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【接種会場の安全・安心確保へ】
調布駅前の仮設プレハブで行われた接種会場では、ブースの座席に座ったまま待機し、医師と看護師が巡回する「調布方式」で行われました。
CO2センサーと可視化ボードを導入することでCO2濃度の現状把握や変化予測が可能となり、会場内の環境を良好に保つことができました。
こうした接種会場の安全性を確保するとともに、計測結果を見える化することで、市民の安全・安心に繋げていきたいと思います。
【実験内容】
小型CO2センサーおよび広域をカバーする3G/LTE通信の機能を搭載したボックス型Co2センサーを会場内に設置。
Co2濃度をリアルタイムに計測して結果を表示するとともに、ネットワークを介してデータを収集し、分析結果を事務局などにお知らせしました。
4月22日のCO2濃度は平均で500ppmでした。(1500ppm以下であれば問題無いレベル)