【お知らせ】4月25日横川 慎二教授の研究チームがライブハウスにてマイクロ飛沫に配慮した新たな音楽イベントを実証します
【お知らせ】~CO2濃度上昇を抑制する「サイレント換気タイム」を仮面女子と実証~
横川 慎二教授(i-PERC)、石垣陽特任准教授(情報学専攻)、川内雄登(情報学専攻博士前期1年、横川研究室所属)らの研究チームは、令和3年4月25日に、ライブハウス「新宿ヘッドパワー」において、「サイレント換気タイム」の導入による新しい音楽イベントの運営スタイルを実証します。
【背景】
本学によるCO2濃度のモニタリングでは、都内ライブハウスにおいて換気格差が広がっていることが分かりました。
しかし、大きな音が出る音楽イベント中は近隣への配慮から窓・ドアを解放できないため、一般にライブハウスでの換気は難しいとされます。
そこでライブ中にヘッドホンで音楽を鑑賞する「サイレント換気タイム」を儲け、音楽イベントの演出を阻害することなく、素早く換気を実現する実証実験を行います。
【実験】
200人分の呼気に相当するドライアイスを使って満室の状態を再現し、本学が開発した小型CO2センサと全方位気流計をメッシュ状に配置して
空気の流れをモニタリングします。更にフォグマシンにより気流の流れを可視化すると共に、コンピューターシュミレーションにより換気能力も
分析します。
【実験協力者】
◆疑似ライブ協力者:仮面女子元メンバー 橋本ゆき(渋谷区議)/ アイドルグループ「仮面女子」
◆実験協力:日本音楽会場協会 / 東京大学 生産技術研究所 野城智也研究室
◆会場演出:ADDReC株式会社 代表取締役 福島大我

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